2011年05月01日 15:00   TAFEへの問い合わせ、入学手続き

Juno

日本脱出の方便として、TAFE(オーストラリアの職業訓練校のようなところ)への入学と学生ビザ取得を目指すことにしました。

TAFE入学関連のことを、ビザサポートをうたうサイトやTAFEのサイトで調べたものの、分からないことも出てきました。私が狙いを定めたのはQLD州のTAFEで、7月スタートの大工(Carpentry)のコースに通うものです。ですが、今から入学申込をして間に合うのか、具体的にどのように手続きが進むのか、はっきりしません。分からないなら聞いてしまえということで、入学希望のTAFEに問い合わせのメールを出し、以下のようなことを伝えました。

  • TAFEに入学し、7月スタートの大工のコースに参加したいこと。
  • 入学申込の締め切りがいつか知りたいこと。
  • IELTSのテストと健康診断は、6月に行う予定であること。
  • 今は日本に居て、渡豪の準備をしていること。

オーストラリア時間のことは耳にしていたので、返事を数日は待つことになるかと思いましたが、翌日には返信メールが届きました。件のコースは今現在3席が空いており、入学を希望する場合できるだけ早く手続きするようにとのことでした。

善は急げということで手続きを進めます。TAFEから送られてきた入学申込のフォーム(PDF)に記入し、パスポートのスキャン画像など、現時点で提出可能なものをメールに添付して送信します。同時に、すぐには提出できないものがあることを伝えました。最終学歴の証明(Academic history)は、ゴールデンウィークが開けるのを待って母校に依頼しないといけません。IELTSのテストは6月に受験予定で、結果を提出できるようになるのは、6月末見込みであることを伝えました。

翌日またTAFEからの返信があり、「キャンパスでお会いできるのを心待ちにしています」という挨拶文とともに、手続きの進行に必要な情報、ドキュメントが送られてきました。

  • International Student Offer (Offer of place)という入学申込の確認書類のようなもの。必要事項を記入し、サインをして提出。
  • 1学期分の学費の領収書。
  • Overseas Student Health Coverという、留学生を対象とした保険の領収書。
  • 最終学歴証明。卒業した学校(高校、大学、大学院など)で英語版の成績証明を発行してもらう。
  • サブクラス572の学生ビザを取得したことを示すコピー。ビザ取得後に提出。
  • 英語の熟達度の証明。IELTSなどの英語のテストで必要なスコアを取得したことを証明するもの。

相変わらず、すぐには提出できないものが残っていますが、用意できたものから提出しました。その都度、「今は待ちなので、これとこれは提出できない」ということを伝えるようにしました。

1学期分の学費と保険の代金は支払いましたが、お金を払ったあとで、ビザが下りない、IELTSのスコアが足りないということに困ります。これについても事前に確認をし、「7月スタートのコースに参加できない場合は、翌年2月スタートのコースに参加できる」という旨の返信をもらいました。ことがうまく運べば2011年7月からTAFE通学がスタートしますが、どこかで失敗したら2012年2月スタートになります。ビザが下りさえすれば事前に渡豪できるにしても、7ヶ月もスタートが先になるのは、なんとしても避けたいです。これは、かなりのプレッシャーになりました。

2011年04月26日 15:00   ベクレル(Bq)からシーベルト(Sv)への換算を行うためのExcelシート (福島第一原発事故関連資料)

Juno

ベクレル(Bq)からシーベルト(Sv)への換算を行うためのExcelシート (Ver. 2003形式)です。ダウンロードしてお使いください。

A列にベクレル数を入力すると、シーベルトに換算された値が得られます。ICRPとECRR2010それぞれの実行線量係数を用いて、主要な核種ごとの値が分かるようにしています。

このExcelシートは、自分自身の理解のために作成しました。誤記入や理解不足による計算ミスなどがあるかもしれません。

福島第一原発の事故後、どのぐらいなら大丈夫そうかを知りたいと思い情報収集しましたが、さまざまな値、単位が使われていることもあり、比較、検証が困難でした。また、同じベクレル数でも、団体や研究者によって扱いが異なることから、危険性を過小評価していない値を知りたいと思いました。そんな思いで作成したものです。素人のやっていることですので、正確な情報を知りたい場合は、しかるべきところにアクセスするなどして、情報収集することをお勧めします。

ベクレル(Bq)からシーベルト(Sv)への換算を行うためのExcelシート

2011年04月26日 15:00   移住目標をオーストラリアに変更

Juno

英語が第一言語の先進国のなかで、どこが移住先として適当か。長期のビザや永住権の取得が容易か。色々と調べた結果、最も壁が低いのがニュージーランド、その次がオーストラリア、大きな差があってカナダ、イギリス、アメリカのような順ではないかと判断しました。

例えば、アメリカで就労ビザを取得する場合、一度ビザを取得したあとで職種を変更するとビザの資格を喪失することがあるようです。投資ビザの場合も調べてみましたが、ニュージーランド、オーストラリアとほかの3国では、必要とされる投資金額に大きな差があります。どの国が移民に対して大きく門戸を開いているかが分かってきました。

ニュージーランドは、色々な面でオーストラリアの影響を受けています。制度もオーストラリアと同様のものを取り入れており、職業訓練を経て就労ビザや永住権の取得に繋げる道があることが分かってきました。

移住先の第一候補をニュージーランドではなく、オーストラリアにしたのは、つぎのような理由からでした。

  • 趣味のパズルの集まりで2001年にはじめて会い、その後も親交のある知人(夫婦2人暮らし)がオーストラリアにいる。
  • 以前、妻がオーストラリアにワーキングホリデーで行っていたこともあり、ある程度勝手が分かっている。
  • 地震がほとんどない。ニュージーランドは、環太平洋地震帯にあるので、日本ほどではないにしても心配。
  • オーストラリアのほうが暖かい。寒さに弱いので、ニュージーランドだと苦労しそう。
  • オーストラリアのほうが仕事がある。職業訓練から就労ビザに繋げるような場合も、オーストラリアのほうが職業訓練のコース、職業の選択肢が多い。
  • オーストラリアのほうが経済面で強い。色々な意味でニュージーランドはオーストラリアに依存しており、ニュージーランドからオーストラリアに出稼ぎにくる人が多いそうです。ニュージーランドに移住して、そのあとでオーストラリアに出稼ぎに行くようになるよりは、最初からオーストラリアがいい。

オーストラリアに目標をしぼったあと、豪在住の知人にメールを出しました。知人には以前にも日本で住むことをあきらめたことを伝えており、そのときに、「オーストラリアに避難するのなら、うちに泊まって再スタートの準備をすればいい」と申し出てくれていました。この知人の協力をえられたことがとても大きく、彼らの協力がなければ、移住の際の苦労がはるかに大きくなっていたはずです。今でも彼らに助けられることが多く、感謝しきれないぐらいです。

知人には、TAFEに通い、そこから就労ビザや永住権取得に繋げたいという意向も伝えました。当初、生活コストを低く上げられそうなNSW州のTAFEに通うことを考えていましたが、とても協力的な知人宅に近いほうがなにかと心強いと思いなおし、QLD州のTAFEへの入学を目指すことにしました。

Twitter

Twilog

ログイン