2011年04月26日 15:00   移住目標をオーストラリアに変更

Juno

英語が第一言語の先進国のなかで、どこが移住先として適当か。長期のビザや永住権の取得が容易か。色々と調べた結果、最も壁が低いのがニュージーランド、その次がオーストラリア、大きな差があってカナダ、イギリス、アメリカのような順ではないかと判断しました。

例えば、アメリカで就労ビザを取得する場合、一度ビザを取得したあとで職種を変更するとビザの資格を喪失することがあるようです。投資ビザの場合も調べてみましたが、ニュージーランド、オーストラリアとほかの3国では、必要とされる投資金額に大きな差があります。どの国が移民に対して大きく門戸を開いているかが分かってきました。

ニュージーランドは、色々な面でオーストラリアの影響を受けています。制度もオーストラリアと同様のものを取り入れており、職業訓練を経て就労ビザや永住権の取得に繋げる道があることが分かってきました。

移住先の第一候補をニュージーランドではなく、オーストラリアにしたのは、つぎのような理由からでした。

  • 趣味のパズルの集まりで2001年にはじめて会い、その後も親交のある知人(夫婦2人暮らし)がオーストラリアにいる。
  • 以前、妻がオーストラリアにワーキングホリデーで行っていたこともあり、ある程度勝手が分かっている。
  • 地震がほとんどない。ニュージーランドは、環太平洋地震帯にあるので、日本ほどではないにしても心配。
  • オーストラリアのほうが暖かい。寒さに弱いので、ニュージーランドだと苦労しそう。
  • オーストラリアのほうが仕事がある。職業訓練から就労ビザに繋げるような場合も、オーストラリアのほうが職業訓練のコース、職業の選択肢が多い。
  • オーストラリアのほうが経済面で強い。色々な意味でニュージーランドはオーストラリアに依存しており、ニュージーランドからオーストラリアに出稼ぎにくる人が多いそうです。ニュージーランドに移住して、そのあとでオーストラリアに出稼ぎに行くようになるよりは、最初からオーストラリアがいい。

オーストラリアに目標をしぼったあと、豪在住の知人にメールを出しました。知人には以前にも日本で住むことをあきらめたことを伝えており、そのときに、「オーストラリアに避難するのなら、うちに泊まって再スタートの準備をすればいい」と申し出てくれていました。この知人の協力をえられたことがとても大きく、彼らの協力がなければ、移住の際の苦労がはるかに大きくなっていたはずです。今でも彼らに助けられることが多く、感謝しきれないぐらいです。

知人には、TAFEに通い、そこから就労ビザや永住権取得に繋げたいという意向も伝えました。当初、生活コストを低く上げられそうなNSW州のTAFEに通うことを考えていましたが、とても協力的な知人宅に近いほうがなにかと心強いと思いなおし、QLD州のTAFEへの入学を目指すことにしました。

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