2011年03月11日 10:42   原子力緊急事態宣言

Juno

官邸の官房長官記者発表によると、福島第一原発の事故は、16:36には認識されていました。

実際に原子力緊急事態宣言の発令が発表されたのは19:42で、この頃既に、情報公開の遅れ、情報公開が不十分であることがはっきりしていました。

危険が予測される場合は、悪い方に転んだ場合を想定して動くべきです。事故が起こったのが16:36なら、その直後に「原発で事故が起きた」という事実だけでも公開すべきでしょう。適切な情報公開がなされていたら、事故への適切な対応能力を持った人が、もっと早く動けたはずです。その後の福島第一原発の成り行きを言い当てた人の多くが、いまだに(2011年7月になっても)情報公開が不十分であるとの声をあげています。

2011年03月11日 05:46   東北地方太平洋沖地震発生

Juno

東北地方太平洋沖地震が起きた時は、神奈川県伊勢原市の自宅で仕事をしていました。自宅も結構なゆれで、水槽の水が派手にこぼれ、自宅近辺の道路は、わずかながら陥没したところもありました。

余震が起きるたびに、飼い猫から「お前が地震を起こした犯人か」という目で見られるので、損な役回りだなと思ったものです。

最初のゆれを感じたあと、すぐにTVの電源を入れ、NHK第一放送を映しっぱなしにしました。しばらくしてからは、TV内蔵のHDDに録画するようにし、その後数時間録画し続けました。大きなことが起きたときには、記録を残しておかないと、後から追跡したり確認するのが困難になることがあります。後でいらないと思ったら消せばいいので、とりあえず保存しておこうという感じです。

地震発生からあまり経ってないときは、不謹慎ながら「今頃、復興需要を見込んでほくそ笑んでいる土建屋がいそうだな」といったことも考えていましたが、福島原発の事故を伝える一報が入ってからは、そんなタヌキの皮算用が吹き飛んでしまう「国難」に面することになったと思いました。

2011年03月10日 15:00   はじめに

Juno

2011年3月11日以降、世界が変わってしまいました。このblogをスタートした今は、あれから4ヶ月以上経っています。当時のことを振り返りながら書いてみます。

私は、自分が真実だと思っていることを書きます。それは、このblogを見ているあなたが真実だと思っていることと違うかもしれません。また、私のblogを見ることで不快になるかもしれません。

「真実はこうだよ」と、論理的に納得できる情報をいただけるのならありがたいのですが、ただ「不快だ」という場合は、私のblogを見るのをやめてください。このblogには私の感情も反映されますが、他者の感情論に、この場でつきあうつもりはないです。

私と妻は、日本を離れる決断をしました。そう決断するに至った経緯についても書きます。これから日本を離れようと思っている人達のヒントになれば幸いです。

このblogには、広告が表示されます。私が取得したビザで許可されている労働は、週20時間が上限です。20時間フルに働いても出費のほうが上回るので、少しでも生活の足しになるよう、広告を表示するようにしました。

記事の末尾です

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