2011年03月25日 15:00   風呂無し生活

Juno

借りることになった従兄の家は、水道、電気は使えるものの、風呂、台所の給湯は使えませんでした。ほぼ物置としてしか使われていなかったこともあり、少し前にガスの契約も打ち切り、給湯の設備も取り外したばかりでした。

調理用の熱源は、母が持ってきてくれていたカセットコンロがあったので、不便、不十分ながらもある程度の用は足せましたが、風呂が使えないのは困りました。緊急事態であること、避難生活なのである程度の不都合は受容せざるをえないということを自分自身にも言い聞かせ、より安全な場所に移れたことを、前向きに受け止めるように心がけました。

給湯は、数日後、近所の業者さんにセットアップをしてもらいました。このようなときは、狭い田舎の社会がプラスに作用します。業者さんは、従兄、従兄の家、父のこともよく知っています。ここいらは、勝手知ったるホームグラウンドのようなものです。交渉役として父にあいだに入ってもらい、中古でもいいので急ぎで給湯器を付けてほしい旨要件を伝え、破格の条件で設置をしてもらいました。

家で風呂に入れない数日のあいだ、耐えかねて一度温泉に行きました。高知には、銭湯がほとんどありません。ネットでそのことを再確認し、同じ町内にあるかんぽの宿で、日帰り入浴をしてきました。私は温泉の類は好きではないのですが、このときは生き返った気持ちになりました。

コメント (0)
コメントがないよ

コメントを投稿する

投稿者 :::

コメント(100字まで、タグは使用できません) :::  

URL or メールアドレス ::: URL、メールアドレスについて

Twitter

Twilog

ログイン