今日の行動予定を相談。ダウンタウンへの往復の時間などを考えると、博物館等に寄っても、じっくり見る時間がない。Normanに教えてもらった本屋も、明日行くと言う選択肢もあるし、今日はダウンタウンに行かなくてもいいことを伝える。アメリカに来てから毎日の様に出歩き、ずっと、濃いスケジュールで動いていたこともあって、たまにはのんびり過ごしたいと言うのが、正直なところ。

キッチンの壁に掛けてあった絵を外すと、にわかスクリーンの出来上がり。部屋の照明を消し、ブラインドを閉めて、ノートPC内のデータを投影する。Billも、Janiceも、VRMLを知らなかったようで、お気軽に、ぐりぐり動くアニメーションに驚いていた。

Billが、さっきのアニメーションは、自分のマシンで見られるかと聞くので、CosmoPlayerをダウンロードして、Billのマシンにインストールする。メインマシンの方は、かなりパワー不足だったが、ポリゴンの少ないデータは、それなりに動いていた。

最初に寄った本屋は、結構大きくてよさそうな本もあるのだが、お目当ての多面体関係の本はなかった。著書名を伝えて調べてもらったところ、取り寄せたり発送したりしていると結構時間がかかりそう。書名を店員に伝える際は、ノートPCを開いて、保存してあったデータを見てもらう。

恐らく、どの本屋でも、マイナーな多面体の本などは取り寄せになるだろう。少々手数料がかかるが、お目当ての本は日本に帰ってからAmazonで頼むことにして、現地での購入は、ほぼあきらめる。

お世話になってるからと言うことで、みんなの分を支払う。ここは、席での会計ではなく、レジでの会計だった。Billに、アメリカでは、店によって会計の仕方が違うので分かりにくいと言うと、僕らにとっても紛らわしい事がある、といった答えが返ってきた。

治具はシンプルなもので、Billは、Jerryのそれと比較されるのを恥ずかしがっているようだった。Bill自身は、木工を得意としているわけではなく、あまり凝ったことをやる時間もないので、簡単な治具でトライ&エラーをしているとのこと。

Billが、Jerryから、「Junのグラフィックにびっくりした」ってメールが来てるよと教えてくれる。BillとJerryは、このことを電話でも話していたのだが、そのときは、CosmoPlayerのことを「カァズモゥ」と言っていた。Japanese Englishで、「コスモプレーヤー」と言っても、ちゃんと通じないのだろう。