寝癖がひどかったので、頭を洗って1階へ。Janiceがいないので、じゃあ、今のうちにと思いメールの送受信。Normanからの返事は、まだ届いてなかった。

車内でずっとPCを使っていたので、この地点で残りバッテリーは50%程度。あとのことも考えて、しばらくPCの使用を控えることにする。

カバンの中に入れてあったビーフジャーキーを食べる。80Kcal。日本みたいに、気軽に食料調達できないので、駅でまた何か買っておこう。

シアーズタワーで働く人と、観光客とは、別のエレベータを使用するのではないかと思い、観光用の入り口を探す。しばらくしてそれは見つかったが、既にたくさんの人が並んでいる。今から並んでも結構待たされそうなのと、何がなんでも最上階からの景色を見たいと思わなかったこともあって、見学をあきらめる。

Normanとの約束までの時間を、ダウンタウン観光にあてることにする。

店内にいた女性に、何かお探しですか、と聞かれたので、幾何学の本を探していることを伝える。すると、専門書なら、2ブロック行った先にある大学で買った方がいいでしょうとのこと。場所を教えてもらい、お礼を言って店を出る。

どうやら、今覗いた店は、宗教関係の本などを扱っている店らしい。他人の信仰は知ったこっちゃないが、宗教と科学を強引に結びつけるのは、かんべんしてもらいたい。

おいしい。が、冷たすぎて頭が痛くなる。

これは、Normanにも聞いていたのだが、地下鉄と言っても、地上を通ることもある。

古書店があったので、幾何学の本はないかとたずねるが、数学の本が10冊ほどある程度。めぼしい本は見つからなかった。

Belmont通りを歩いて、Norman宅があるSheridanを目指す。

先日、話題に出ていた「Sagimono」は、どうやら「Sagemono(下げ物)」で正解のようで、腰巾着みたいに、ぶら下げて使う小物入れのようなものの事を言うようだ。

食事をしながら、Chicagoのことや、パズル、根付けのことなど、色々と話す。Chicagoのダウンタウンで(恐らく)一番大きいと言う書店も教えてもらったので、地図にマークをつけてもらう。

彼もIPPで来日するのだが、滞在期間が短いため、日本であまり行動をともにする時間がとれないかもしれない。先日、日本でごちそうするよと約束したが、お互いの時間が合わず、その機会を逃すかもしれないので、今晩の食事は僕が払うよと伝える。

Normanは、非常に気をつかう人で、英語も分かりやすいようにはっきりとしゃべってくれる。また、僕が、言いたい事をうまくしゃべれずにいるときは、少ない語彙でも意志疎通ができるように、話を誘導してくれる。

StreetとAvenueの区別は分かるが、Driveは、どのような時に使われるのか分からないことなどを質問。Normanによると、全ての通りはStreetなのだが、特に大きい通りには、Driveが使われるとのこと。

Normanに、今日のお礼と、今度は日本で会いましょうと言うことを伝え、駅ビルの中へ。NormanもIPPで来日するので、1週間後には、日本で会うことになる。

Bill宅に電話して、Janiceにこれから乗る列車の時刻を伝える。Palatine駅に着くのは、普段ならBill、Janiceとも寝てる時間なので申し訳ない。

車内では、ずっとパソコンをいじっていたが、予想到着時刻の15分ぐらい前に使用をやめる。 日中のMETRAでは、ほとんど車内放送がなかったのだが、今回乗ったMETRAでは、出発直後と停車の少し前に次の停車駅の案内がある。暗くなると、車窓から駅の看板等を見られなくなるからだろう。うっかり乗り越すと、駅への到着がさらに1時間遅れてしまう。車内放送を聞き逃さないように、注意する。