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アメリカ紀行 2001/07/22

Time Event $
05:00 目が覚める。メールをチェックすると、シカゴでお世話になるBill Cutler氏からの連絡が入っていた。  
05:00 起床
声を出してSCI発表用の論文を読み返す。見慣れた単語でも、Japanese Englishの発音に慣れてしまってるものが多いので、辞書ソフトで発音を確認しながら読む。日本で会話をする際にもよく使う「Model」と言う単語の発音記号を見て愕然。

僕の参加するセッションをマネージメントするQinglianさん宛に、いくつかお話したい事があります。7時過ぎにSheratonに行ってますとメールをうつ。が、自分がメールチェックできるようになるまでにかかった手間を考えると、返事が返ってくると期待しない方がいいかもしれない。

 
07:30 SCI会場のSheratonに行ってみる。フロントで確認するも、セッションを担当するQinglianさんの名前がない。グループで来ていて、他の人の名前で予約が入っているかもしれないとのことだった。

昨日、7:45から朝食があると言われたのだが、Registrationの近くに看板があって「後で」みたいな事が書かれている。よく分からないのでロビーで待つ。

状況が飲み込めない人は、自分以外にも結構いるみたいで、案内が書かれた看板を見て首を傾げている。ひとりで朝食をとってもしょうがないので、ほかに日本からひとりで来てそうな人を探す。その人が英語が堪能なら、状況を説明してもらおうと思う。

Registrationデスクの方へ行って状況を確認。近くにいた中島さんと言う男性に声をかけ、状況を説明してもらう。朝食を中島さんと同席してとる。中島さんは、セッションをオーガナイズする立場の方で、会がどのように進行するのかなど、いろいろと説明してくれた。

メールチェックができるようになるまで苦労した事なども話す。中島さんによると、アメリカのホテルでは、言わないと回線を繋いでくれないことも多いそうで、あやしいときは、必ず普通の電話をかけてテストするそう。

 
09:30 明後日の発表会場であるFlorida Bay-2と言う部屋を覗いてみる。これから発表する方が準備を始めていて、プロジェクタやOHPをセットしていた。日本語が聞こえてきたので、あとでいろいろ質問も出来るかと思って入ってみたら、発表者以外の人は、自分も含めてふたりだけ。遠くから時間とお金をかけてやってきているのに、これでは寂しいなと思う。

発表者は、ふたりを除いて、プロジェクタのスクリーンにしゃべってると言った感じ。しかも、スクリーンに書かれた文章をレーザーポインタで追いながら読んでいるので、生身の人間が発表する意味が感じられなかった。発表用資料も、凝ってはいるのだが、コントラストが低く見づらいものが多かった。僕は最前列に座ったのだが、それでも読みにくい文字があったので、自分の発表で文字を使う場合は、フォントを大きくしておこうと思う。

最初の発表者の方の論文は、提出したにも関わらず、主催者側に紛失されてしまったので、論文集には出ていないとのこと。うーむ。SCIは、結構いいかげんな会だったのだろうか。

 
12:30 昼食
コーヒーとチーズのピザ

中科院数学所のLu Wei-Ming氏と同席。テーブルに空きがなかったので、温厚そうなおじいさん(おじさん?)に声をかけたら、中国の方だった。英語と漢字での筆談を交えてコミュニケーションをはかる。食後、お互い見る予定のセッションがあるので分かれる。

5.55
13:30 Voice and Video Communication Systems と言うセッションを見学。

てっきり派手な発表ばかりだと思って行ったが、発表用の卓上にはにはプロジェクタがあるだけなので、ちょっとがっかり。

それぞれの発表、発表者の資料を見ていると、いろいろと参考になる。派手な資料を使っている方もいるが、このセッションでは白黒OHPを使ったドイツのFidler Markus氏の発表が最も分かりやすかった。情報を詰め込みすぎて見づらくなったり、文字が小さく読みづらくなっている資料が多いので反面教師とさせて頂く。

発表終了後、Chairの方が質問を促し、聴衆からの質問がない場合は自分から質問していた。恐らく、質問を用意するために準備してきたのだろう。心遣いに感心する。

耳だけで発表を理解する事はとうてい無理なので、スクリーンに映し出された資料を読み、分からない単語は、自分のパソコンに入っている辞書で調べながら聞く。出国前に大容量のバッテリーを購入しておいて正解だった。

 
14:20 多分、日本語で聞いてもよく分からないだろうし、あまり面白くないので途中で抜けて帰る事にする。今日、行われるセッションでおもしろそうなものがないかプログラムを見てみたが、特に興味を引くものはない。明日の午前中に気になるテーマの発表があるので、論文集に目を通して、おもしろそうだったら見に行くことにしよう。  
  7イレブンで買い物。支払いの際に$20.71を渡す。こういう支払いは、アメリカでやると嫌がられる場合があると聞いたが、特になにも言われなかった。店員が多国籍と言うこともあるのかもしれない。

ほかの都市ではまた事情が違うのかもしれないが、ここらでは、硬貨の中ではQuarter(25セント硬貨)が最も使いやすい。紙幣は20ドル以下のものでないと使えないことが多いし、前に並んだ人が20ドル紙幣で小額の買い物をして、全て1ドル紙幣でお釣りを受け取っているのも目にした。

8.66
15:10 ホテルに戻る。  
18:00 この時間までHPデータの更新とアップロードなど。

米ドルの残りが少なくなってきたので、どこかで円を交換するか、カードで引き出しておかないといけない。使えるところは、できるだけカードを使おうと思っているのだが、現金しか受け付けないところが多い。次に向かうKansasも、訪れるのは不便そうなところなので、忘れないうちに用意をしておこう。

 

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