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アメリカ紀行 2001/07/21

Time Event $
05:00 目が覚める。メールをチェックすると、シカゴでお世話になるBill Cutler氏からの連絡が入っていた。  
06:00 WEBで探したO'hare空港近辺のホテルは、Bill Cutler氏によるとお手頃価格だそう。アメリカ滞在の最終日に泊まる予定のTravelodgeにWEBから予約を入れる。予約の確認ページは、右クリックからソースを表示して、起動したメモ帳から保存しておく。予約確認ページには、ツールバーやツールボタンが表示されないので、この方法で保存する。

もう一眠りしようと思うのだが、今夜の宿泊先が確定していないので気になる。結局眠れずじまい。食欲もあまりなく、この前買っておいたミックスナッツを食べる。

 
08:00 SCI会場のSheraton Worldに行って、Registrationをすませる。日本の電話帳ぐらいある分厚い論文集やCD-ROM、会のスケジュールが書かれたものなどを手渡される。参加者が会場と同じホテルに宿泊する事を前提にしているからかもしれないが、袋のようなものが用意されていないので、複数の資料を手渡しされても、持ち運びに困る。部屋のすみで、PC用バッグを広げ(容積を大きくし)、無理矢理資料を詰め込む。  
  ホテルに戻り、SCIの論文集に目を通す。提出原稿は出力センターで気合いを入れて印刷してもらったのだが、論文集の図版は、あまり画質が良くない。これなら普通のレーザープリンタでプリントアウトしてもよかったかも。他の人の論文を見ていると、これはインクジェットで出しているだろうと言うものや、主催者側が規定した論文のフォーマットに従ってないものも結構ある。CD-ROM版の論文集も気になるが、CD-ROMドライブが無いのでしょうがない。  
10:00 フロントへ行って、今夜の宿泊のキャンセル待ちがどうなったかを尋ねるが、分かる人がいなかった為、「11:00に部屋にするから待ってて」と言われる。こう言った中途半端な状態で待たされるのは、どうも落ち着かない。ついでに、バスの5日間チケットはどこで買えるのかを尋ねる。バスの中では買えないようで、チケットを売っている場所を教えてもらった。  
10:25 フロントから「フロントまでおいで」と言う電話がかかる。急いで飛んでゆく。フロントへの入り口で、すっかり顔なじみになった係のおばさん(失礼)に会い、もっと安く泊まれるみたいよ。と言われる。すごくうれしい。

フロントでトータルでいくらになるかを尋ねると、(前もってWEBから予約した)最初の5日間はいくらだったかと聞かれる。うろ覚えで「たしか$354.00」と答えると、残りの5日間で$382.95になった。後で確認すると、最初の5日は$386.40だったので、値段の高い土曜日が入っているにも関わらず安く泊まれることになった。フロントのおじさんは親指を突き出してGOODサインで手続きをすませてくれたのだが、それにしても結構いい加減なもんだと思う。

 
  特に用事があるわけでもないが、引きこもりを避けるために出かける。I-Ride(International Drive沿いに走っている路線バス)の路線地図を見ると、SeaWorldと反対方向の終点近くにアウトレットのショッピングモールがある。ここに行ってみよう。

路線図には5日間チケットの売場も出ていて、そこには、フロントのおばさんから教えてもらったところより近くにあるMacも出ている。Macで5日間チケットをくれと言うと、置いていないとのこと。下手な観光案内図より、フロントのおばさんの方がずっとアテになると言うことか。ちょうどバスも来たし、そのまま乗り込んで出かける。バスの中ではFM放送が流れていて、懐かしい曲が気持ちいい。

ショッピングモールには、日本の100円ショップのようなところもあったが、ちっとも購入欲をそそられない。特に、著作権侵害当たり前のコピー商品やつくりの悪いものは、こんなの買っても使うたびに不満がつのって余計に損した気分になるだろうなと思う。

アウトドアと書かれた店があったので行ってみると、ほとんどフィッシング用品。昼食をとろうと思うが、食べられるようなところがMacぐらいしかない。あきらめてMacに向かうと結構な行列で、かなり待たされそう。もともと、この暑い中で油っこいものは食べたくなかったので、帰ってから食べることにする。

0.75
  バスに乗る際、サイフを軽くしたいと思って、たくさんの硬貨をバスの料金入れに入れていたら、運転手に「あんたいくら入れた?」と聞かれる。75セントだよと答えたらOKが出た。

バスの吊革が自分の近くになく、吊革を固定するバーにつかまるのだが、ほとんど背伸びをしないといけないような状況で、バスがゆれると不安定でしょうがない。ふたつ目ぐらいのバス停で、すぐ近くの席が空いたので、「ここ座ってもいい?」と聞いてから座る。一安心。

0.75
 
SCIでのプレゼンテーションに使用する模型を組み立てる。宿泊先が確定するまでは、荷物を増やしたくないため、取りかかれなかった作業。

スーツケースの中には、ほとんど生活用品が入っていない。衣類は、小型の布団圧縮袋のようなものでコンパクトにし、分解可能な多面体は、ジョイントのいくつかを外してマザーボードの箱に入れていった。

組み立てている途中、ジョイントにハトメを使用するモデルで、エレメントに不足があることに気づく。材料の板も持って来ているが、足りないものとは種類が違う。しょうがないので、他のモデルで優先度の低いものを犠牲にして、足りないエレメントを切り出すことにした。

なんだかんだと、4時間ぐらいかかってしまった。もうちょっと、ちゃかちゃかっと出来る予定だったので、早めに手をつけておいてよかったと思う。

生活用品がほとんど入ってないスーツケース 15KB

圧縮袋に入った衣類と組立を待つ多面体 20KB

多面体の組み立てに必要な道具類 17KB
 
  AC電源を繋いでいるのに、ノートPCがサスペンド状態に入っている。おかしいと思い、PCのバッテリー情報を確認すると、放電中になっている。ACアダプタのPC側プラグを抜き差ししても、普段はするピポッと言う音がしない。ひょっとしてACアダプタが壊れたか。壁のコンセントからACアダプタのコードを引っこ抜き、隣のコンセントに差すと、PCのバッテリーが充電中になった。試しに、最初にACアダプタを繋いでいたコンセントに、部屋のランプのコードを繋いでみると点灯しない。どうやらコンセントが壊れてしまったらしい。原因として考えられるのは雷。パソコンを繋いでいるときにやられると危ないかも。  
  CNNで、Lans Armstrongの活躍を伝えるニュースが流れる。彼を見ていると、いかに自分からあきらめることが成功を妨げているかを感じられる。誰もができないと思っていた事を、自身を信じて成し遂げたのは、勇気を与えてくれる事だ。  

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