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アメリカ紀行 2001/07/30

Time Event $
00:20 シャワーをすませて、これまでの記録を入力する。  
07:30 起床。髭をあたったり、いろいろとやっていたら8時近くなってしまう。先日朝食を食べ損ねたと誰かが話していたので急がねば。

宿泊している建物の休憩室を覗くと、Wenninger氏が座っていた。どうやら食事の場所を聞きそびれて、誰かが通るのを待っていた様。では一緒にと言うことで、自分も完全には自身がないものの案内する。途中、Mark氏が通りかかったので合流して一安心。

 
  朝食。この日の食事は、本来含まれていないので、主催者側の好意で用意されたようなもの。多くの参加者が宿泊していた建物の共用ルームに、ドーナツなどの簡単な食事が用意される。

食事中、Wenninger氏が、あなたのHPでずいぶん時間を使って遊んだよ、みたいな事を言ってくれた。が、オンラインで見ているため、HPのレイアウト等はちゃんと把握できていないらしい。ノートPCを出して興味をひきそうな作品を見てもらい、日本に帰ったらHPの内容をCD-ROMで送りますよと約束する。

Craig氏が興味深そうにPCを覗き込んでいたので、PCごと渡して好きなように遊んでもらう。PCを返してもらったときは、実家の近くを流れている川の写真になっていた。おちゃめ。

 
09:30 George Hart氏のワークショップ。内容は前回とほとんど同じ。前回のワークショップで完全にコツをつかみきれなかった緑のエレメントに再挑戦。

ゾーン多面体風で、ちょっと風変わりなものができあがった。George Hart氏から、どうやってこの形を思いついたのかと聞かれるが、英語でうまく説明できない。まあ、日本語でも説明しづらい内容だったのだが。

 
  シャボン膜に関するワークショップを見ていたが、室内の冷房がきつく寒いのと、少々眠いこともあって、途中で部屋を出る。廊下というか、部屋の外は休憩コーナーのような場所があって、George Hart氏が僕のパズルで遊んでいた。  
12:20 Reconstruction of Ornamentsと言うワークショップに参加。開始の時間が予定を大幅にオーバーしていたので、聴衆から、昼食の後にした方がいいのではないかとの意見が出る。が、昼食を用意する方の都合もあって、すぐには用意できないらしく、予定通りワークショップが行われる。  
  昼食。ワークショップに使われているBeech Science Centerと言う建物の廊下(?)に、食事が用意される。

この日の日程は終了したので、各自が好きなように時間を使う。次の日の用意をする人もいれば、観光に行く人もいると言った感じ。

 
  Travis氏に、事務関係でお世話になったPamelaさんにJuno's Spinerを渡してほしい旨伝える。すると、Pamelaさんは、上の階にいるので、案内するから直接渡せばいいとのこと。プレゼント用のキットと、動きを見せるための完成品を持って、Pamelaさんに会いに行く。  
  昼食前にワークショップが行われた部屋から音がするので、何かやっているのかと思い覗いてみる。どうやら、明日のワークショップの準備をしているようで、プロジェクタの設定にとまどっているらしい。設定をしている人たちのやりとりは、早口なのでほとんど何を言っているか聞き取れない。よく分からないまま様子を眺めていると、プロジェクタのメニューが日本語で表示されている。なるほどと思い、日本語メニューで表示される「戻る」、「いいえ」、「実行」などの意味を教えてあげる。が、それでもプロジェクタの設定が思うようにいかない。

ふと思い付き、自分の持っているプロジェクタは英語、日本語メニューが切り替えられる。このプロジェクタも、英語メニューに切り替えられるかもしれないと伝え、英語メニューへの切り替えに僕が挑戦することになる。プロジェクタのインターフェイスが悪く、非常に設定しづらいが、「言語」と言うメニュー項目を見つけたときはうれしかった。無事英語メニューを呼び出すことに成功し、部屋にいた人たちから感謝される。こんなところで日本語が役にたつとは思っていなかったので、とてもうれしい。

 
14:20 展示していたものを片づける。正6面体の空間充填モデル(GIFアニメ 356KB)は、George Hart氏にプレゼント。ハトメを用いたモデルは分解できないので、スーツケースに納める際に困る。日本を出る前から、お世話になった方にプレゼントするつもりだったので、予定通りの行動。  
 
夕方からReza氏らと食事に出かけるので、それまで車でWinfield市内観光しないかと、George Hart氏に誘われる。特に予定があるわけでもないし、知らない街を散歩するのは楽しいので、ふたつ返事で同行する。Englandから来たPaul Gailiunas氏も含めた3人が、George Hart氏の運転する車でダウンタウンへ。

途中ドームハウスを見かけるが、外は興味深くても中は退屈だとのことで、車内から眺めるにとどめる。その後Buckminster Fullerの話題になる。George Hart氏によると、Fullerの文章はとても英語とは言えないしろもので、幾何学も貧弱だとのこと。一同納得。

Winfieldのダウンタウンは、歩いていてもあっと言う間に通り過ぎてしまうぐらいの大きさ。日差しがきつく、風が吹くと熱風と言った感じ。日本でこの暑さは体験した事がない。

Paul氏が買いたいものがあると言うことで、雑貨屋のような店に入る。おもちゃ類もあるので、なにか変わったものはないかと見ていたら、ヨシモトキューブ風のおもちゃがあった。珍しい柄だと、コレクターが喜ぶかもしれないので購入。

Winfield市内で見かけたドームハウス 18KB
4.23
  喉がかわいたので何か飲もうと言うことで、バーのようなところへ。僕はオレンジジュースだが、あとのふたりはビール。George Hart氏は飲酒運転になるわけだが、アメリカではこのへんはすごくルーズらしい。大体、Winfieldのバーでお酒を飲もうと思ったら、ほとんどの人が車で移動せざるをえない。日本人と違って、アルコールの分解能力が劣る人も少ないし、道路も広く、車もまばらだから、あまり問題にならないのだろう。

途中、Juno's Spinerについての話になり、海外でも売ればいいのにと言われる。現行のジョイントの問題点や、キットで販売する際の難しさなどを説明するのだが、なかなか思ったようにしゃべれないので苦労する。

George Hart氏は、かなり聞き取りやすい英語をしゃべり、こちらのBroken Englishも、想像力でフォローしながら応対してくれる。これはすごくありがたい。日本には行った事がないそうだが、日本発の多面体情報などにもかなり興味を持っている様。

1.00
17:20 17:30に待ち合わせて、Reza氏らと食事をともにする予定なので、所定の場所で待つ。何か飲みたいと思い、自販機でオレンジジュースを買ったつもりが、ボタンの押し間違いでBEERのような、よく分からないものを買ってしまう。Paul氏らが、ノンアルコールだから飲んでみなよと言うのだが、かなり抵抗があるので、結局オレンジジュースを買いなおす。間違えてかったものは、あとからやってきたTravis氏にプレゼント。

何か用事があったのか、Reza氏がなかなかやってこない。少し疲れたなと思って、待ち合わせ場所の椅子に横になっていたら、知らないうちに眠ってしまっていた。物音で目を覚ますと、Merhiさんが座っていたので、Good Morningと挨拶する。

2.00
19:00 Reza氏、George Hart氏、Merhiさんらと8人で食事に出かける。名前をしらない方がひとりいたが、向こうは僕のことを覚えているようで、5分間セッションの話をして、とても教務深かったと言ってくれた。7/26に行ったのと同じレストランだったので、ひょっとしてここがWinfield唯一のレストランじゃないのかとたずねると、唯一じゃないけど、ここがベターだとのこと。

前回食べそこねたサラダとスープなどを注文。太っ腹のReza氏が、みんなの食事代をもってくれた。デザートのレモンチーズケーキは、甘さの固まりのようで、日本の繊細なケーキのように、たくさん食べられない。注文したことを少々後悔。

ふざけてMerhiさんのサングラスをかぶっていたら、似合ってるからあげるわよと言う。タダでもらうのは申し訳ないので、Juno's Spinerのキットと交換。

 
22:00 大学に戻ってくる。明朝の食事の場所や、空港に向かう車の待ち合わせ場所を確認して解散。その後、部屋に戻り、荷造りをする。ワンタッチのジョイントで組み立ててある多面体は分解し、衣類は必要なものを残して圧縮する。電子機器と多面体を除くと、荷物がほとんどない。  
23:30 今日中にすませておかないといけないことが終わったので、これまでの記録を入力する。  

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